室内干しが多い我が家で重宝してるのが“除湿機”。これまではコロナの除湿機『CD-Pi639』を使ってましたが、最近、なんか調子がおかしい。

ネットで評価がそこそこ高い70分で部屋干し可能と話題のアイリスオーヤマ製DDD50Eの触れ込みは本当か?

家にある乾燥機が壊れたので買い替えたついでにレポートしてみました。

みなさんが結構気にされている同型機「DDC50」との違いも掲載しておきましたので、よければご確認ください❤

湿気が多い季節に入る前になんとかせねば!!

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我が家の除湿機が壊れた!?

スペック的には、24時間で6.3リットルを吸湿するはずで、いつもは半日も回せば、3.5リットルのタンクがいっぱいになってたのですが、まるまる48時間ほど回しても1/3にも満たない1リットルしか貯まらず。

我が家は賃貸なので、これ以上湿度が上がってカビが生えでもしたら目も当てられない!!

説明書を見ると、水が溜まらない原因としては

除湿機が壊れる原因

  • フィルターの目詰まり
  • 部屋の温度が低い
  • 排水部が詰まっている

だそう。

フィルターの目詰まりは、目視できるのですがまったく問題ナシ。次にひっかかったのが“部屋の温度”。

コンプレッサー式と呼ばれる方式を取っている本機は、気温が5度以下になると除湿効果が“ゼロ”になるそう。ただ、我が家がある横浜市は暖かく、冬でも室内の温度は常に10度ぐらいあるのでそこまで問題なさそう。

最後の“排水部の詰まり”については、嫁曰く

「タンクを外そうとすると水が“ダ~っ”と出ることもある」

というので、バラしてみることに。

あちこちガタがきてますが、基盤のコンデンサーなどの割れもナシ。
アルミフィン部分のホコリの除去も(俺なりに)終えてみたものの除湿機能は回復せず…。こいつは2009年発売で、発売当初に購入。それから約8年は現役で、頑張った…褒めてやりたい!! でも、もう限界なのかな?と新らしい除湿機を買うことに!!

除湿機はタイプ別で選ぶのが吉

除湿機には大きく分けて3つの方式があります。
DDD-50Eは「デシカント方式」を採用してます。

デシカント式

これはお菓子に入ってる湿気り防止の“吸湿剤”を使ったもの。簡単に言うと吸湿剤で吸湿したものをあたためて水滴にして除湿します。
メリット

室温で除湿性能が左右されない

デメリット

・部屋が暑くなる(7~8度とのこと)
・電気代がかかる

ワンコロワンコロ

吸湿剤使い切ったら終わりなの?


ぷに侍ぷに侍

吸湿剤は乾燥させれば復活するよ


ワンコロワンコロ

手動なの?


ぷに侍ぷに侍

製品によるけど基本は自動

コンプレッサー式

エアコンの“除湿”機能と同じ。内部にもエアコン同様のアルミフィンが備わっています。ウチで使っていた除湿機はこのタイプでした。
メリット

・電気代が安い
・部屋の温度上昇はマイルド(3~4度)

デメリット

動作音がうるさい

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ハイブリッド式

デシカント式+コンプレッサー式のいいとこ取りをした商品。
メリット

・2つのいいとこ取り

デメリット

・機械自体が高価
・種類が少ない

除湿機タイプ比較

除湿機のタイプと特長
タイプ 除湿力 電気代 特長
コンプレッサー式 冬に弱い
デシカント式 × 一年中強い
ハイブリッド式 上の2つの良いところ取り

量販店の店頭で見てみると、やはり電気代がマイルドに済む”コンプレッサー式”は製品の種類が充実してる印象。

ハイブリッドは価格が安い機種でも4万円代と高い!ひたすら高い!&パナソニックぐらいしか製品を出してなく選べない。ですが、今回選ぶにあたり、非常に気になったのがこの商品!

 

衣類乾燥機と除湿機の合体DDD-50E

●アイリスオーヤマ
※本当にアイリスオーヤマさんの家電は貧乏人。。。もとい、節約家の味方です!!


↑タイプは“デシカント式”で、その見た目で説明不要ですが、除湿機の上にサーキュレーターが付いています。

見たまんま、衣類除湿乾燥機にサーキュレーター乗っけちゃいました、という構造してます

しかし、家電の“2in1”といえば、アラフォー世代としては、

ファミコンテレビ

↑ヤフオクで14万円の高値に!中学の就学旅行んとき旅館で見て興奮した思い出が。先生から「プレイ禁止」とされましたが。

 

 

ビデオテレビ

↑ウチにもありましたが、ビデオテープが出てこなくなった思い出が。そこからはただの”テレビ”と化しました。
などを脳裏をかすめます。でも、2in1の家電は、実際壊れやすいor片方壊れたから使えないとかとか…ダメなんじゃ、って経験上わかっているのですが、、、サーキュレーター&除湿機、この組み合わせなら大丈夫だろうと(謎の安心感)。

今までも除湿機と扇風機を併用してたりしたんで、その2つが合わされば最強!! まさに夢のタッグ。。。

のはず!!

すみません、いつの間にか脱線してました。気を取り直して!!

DDD-50Eの特徴

DDD-50Eの特徴

  • 除湿機×サーキュレーターで、乾燥時間が従来の約1/5に!
  • サーキュレーター部は振り幅340センチで乾きムラを減少
  • それぞれ単独でも利用可能!

とのこと。

除湿して湿度さげつつ、サーキュレーターの風邪を乾かし中の衣類に直あてすれば、そりゃぁ乾く!!

【振り幅340センチ】がわかりづらいですが、、、90度で首振りできるらしいので、風が届く範囲である扇状の外側が340センチなのかなーと。良い方に勝手に解釈。

さらに調べてみると、以前からアイリスオーヤマはサーキュレーター付き除湿機を出していたようです。


こちらの製品も「まんまサーキュレーター載せました!」感あふれたデザイン。これだけ後継機を出すということは、いいんじゃないかと!!

むしろこの無骨なまでのシンプルさが素晴らしい!!

アラフォーのお買い物は慎重に

「もっと説得材料がほしい!」

ただでさえ、ふだんの己のいい加減さから、家族からの信用を失いつつあるアラフォーとしては、買ったあと「ブーブー」言われるのが目に見えてるので、家電購入の失敗は許されません。

まずは気になる電気代を計算

「電気 ワット シミュレーション」でググって、サイトで計算。ちなみに「電気 シミュレーション」だけでググると、電気会社の乗り換えばかりひっかかるので注意!

旧『CD-Pi639』が180ワットで、1日8時間31日で計算すると【1205円】
新『DDD-50Eが590ワットで、、、同じく1日8時間31日で計算すると【3950円】
うーむ、説得材料というか反対されるのが目に浮かぶ…。「電気料金は3倍に上がったけど、現状の3倍早く乾いてくれれば問題ナシ! むしろ謳い文句どおりの1/5なら、電気代もお得になる!(はず)」と説得したい。

DDD-50Eのネットの評判は!?

、、、ですが、まだ発売から1ヶ月ほどしか経ってなく、そんなに出てないのが現状。冬は乾燥してますし、除湿機が活躍する梅雨シーズンでもないし、しゃーないのかもですが。

んで、Amazonだと24人がレビューし、星は★3.7とやや高評価ですが、この24人すべてが無料サンプルで商品を試せる【Vine先取りプログラムメンバー】による接待レビュー!

ぷに侍ぷに侍

「お前ら除湿機、ふだん使ってねーだろ?」


と思わせるようなレビューばかり、なので参考にならず!(俺も【無料で】試したかった!)

本家の公式サイトでも★5つですが、レビューは1件と心もとない。

では、私が人柱となりましょう!!

気になるDDC50とDDD50Eの違い

この記事に飛んでくる人は結構、同系の型番違いの機種であるDDD-50EとDDC-50Eの違いを調べている方が多いようなので、違いを画像で説明します。

まずはDDD-50E
ついでDDC-50
DDD50EとDDC50の違い

本体についているボタンがフラットタイプかちょっと出っ張っているか

・・・超どうでもいい

個人的にはボタンにそこまでデザイン性を追求しないので、みなさんも購入する際はお好きな方でいいと思います。3,000円近く安いDDD-50Eのほうを強くオススメします

人柱だからこそ安く買いたい

さっそく注文!ですが、安いところを探そうとグーグルで検索してみると1万7400円、だけど【DCMオンライン】って聞いたことないショップだし、怪しくない?と調べてみると、“ホーマック”などのホームセンターを運営してる会社でした。ちょっと安心で早速注文。

アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機 スピード乾燥 除湿量 5.0L サーキュレーター機能付 デシカント式 DDD-50E

新品価格
¥15,180から
(2018/5/30 18:24時点)


ぷに侍ぷに侍

Amazonのほうが安くなってるねw



んで、2日後に到着。開けて前の『CD-Pi639』と比較です。

 

うーん縦にデカイw

 

横から見てみると設置面積は同じぐらいなので問題ナシ。
重さは約7.8キロ、タンク容量が2.5リットルなので合わせると10キロ超え。。。でもタンク満杯で動かすこともないようなので大丈夫かなーと。嫁にもたせてみたところ「重いけど、コレ持って階段上がり下りするわけじゃないから問題ない」とのこと。
本体裏はアミアミになってます。説明書によると、フィルター部の掃除は月1回ほどでメンテの手間もそうなさそう。
重要度の高いタンク部。前の除湿機は3.5リットルの容量でしたが、今回は2.5リットル。
並べてみると大きさの差は歴然。ちょっと不安ちゃ~不安。

実際に使ってみた

風を当てながらだと、タオルがごわごわに! Yシャツがクシャクシャに!! という心配もありましたが、特になし。外に干して風が当たってるのと同じだしね。
乾きにくさナンバー1のジーパンも3時間弱ぐらいの時点ですっかり乾いてました。動作音についても、前のコンプレッサー式の「お、地響きか?」と思うような共鳴音もなく、静かです。

どれくらい静かなのかお伝えするために実際にスマホのアプリで測ってみたところ、
旧『CD-Pi639』

 

 

新『DDD-50E』

アプリの『騒音測定器』で、除湿機から1メートル離れた地点で計測しました。【DDD-50E】は除湿&サーキュレーターともに”強”の設定。

結果はどちらも【静かな図書館レベル】となりましたが、この9dbの差はデカイ! あと、音の質が違います。

『CD-Pi639』では「ぶおーん」と耳に残る機械音がし、床か何かと共鳴してるのかな?と思ったほど。9年も経つと慣れましたが。

しかし、『DDD-50E』はサーキュレーターの音がメインでかなり軽めの音。
同室で寝るなどの場合では気になるレベルですが、ドアを1枚隔てるとまったく気になりません。また、サーキュレーター&除湿機能はどちらも弱・中・強と3段階でレベルが設定でき、
どちらも弱にしたところ23デシベルでした。
前のはドア閉めても「お、動いてるね」とか「お、水いっぱいでSTOPしたかな?」と部屋の外から稼働音を確認できたぐらいなので。懸念となる温度上昇については、冬の今だから全く感じられない程度。
夏だと部屋ごと灼熱地獄になりそうですが、この部屋は俺の趣味&本置き部屋と化してるので、多少暑くなっても大丈夫じゃないかと楽観視。

評価【DDD-50E】の使い心地は

季節や温度に関係なく、アッという間に乾くのは好印象。

嫁からも「はーん、こりゃ早く乾くわけだね」と5、6年ぶりぐらいお褒めの言葉をいただきました!(って俺向けじゃないけど、、、)

とにかく、シャツとかタオルレベルなら1時間も回せば大丈夫。懸念の電気代はタイマーを適度に使って、動作時間をガッツリ減らすことで、毎月の電気代も下がるんじゃないかなーと希望的観測。

1点、難をつけるとすればサーキュレーターの上下の角度が手動なところ。

左右は首振り機能があるので、風がまんべんなく当たるのですが、縦に並べた場合に乾きにムラがでるのが玉に瑕。自動で∞的な動きしてくれれば満点でした。

高評価★は5つです!

で「電気代は?」ってなると思うんですが、
  • 3人が3人ともテレビ見ながら寝落ち
  • 嫁&子供が暗いところを異様に怖がる
  • 子供がゲーム三昧(電気つけっぱ)
  • 俺はPCで動画三昧(ナイショ)
  • 俺がお風呂場の水道出しっぱなし

で月ごとで1万~2万と変化するため、、、アテにならないので追っかけはしませんが、今年はじめの“買ってよかった”になりそうです♪

ワンコロワンコロ

湿気の多い梅雨に入る前に私も買おうかなー

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